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新型コロナの感染が怖くて、医療機関の受診を控える患者様が増えています。 |
確かに新型コロナの流行は、まだ収まる気配がありません。感染予防は大切です。 |
しかし、ここに来て、その弊害も深刻化しています。必要な医療を受けないことによる健康リスクです。 |
新型コロナに感染することを恐れて「検診を受けない」、「治療を受けない」などのようなことを続けていると、他の病気で取り返しのつかないことになるかもしれませんよ。歯科も例外ではありません。
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※岡永歯科は、感染予防対策にしっかりと取り組んでいます(ここをクリック!)。どうぞ、安心してご来院ください。 |
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<歯科の領域で考えられること>
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病気の重症化
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虫歯や歯周病などの病気が重症化して、歯を抜かなければならなくなるリスクが高くなります。早期に治療すれば、自分の歯で噛めるのですが。
歯を抜けば、その後、入れ歯などの治療が必要となります。「入れ歯?」、「ブリッジ?」、「インプラント?」と悩む前に、治療することをお勧めします。
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全身的な影響
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歯が無くなると噛めなくなり、満足に食事が出来なくなります。野生の動物では、その時点で死に至ります。
高齢者では、歯が少ない人の方が転倒リスクが高く、要介護になる割合が高い傾向にあります。
また、近年、歯周病の全身への影響についての研究がなされています。誤嚥性肺炎、脳梗塞・心筋梗塞、糖尿病などと関係が解ってきました。
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● 虫歯を放置しておくと
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虫歯を放置しておくと、最終的には歯を抜くようになります。そこまで放置し続けた場合、歯並びにも悪影響があります。顎がずれ、顎関節症になることもあります。顎がずれて顎関節症になると、その症状が改善するまで歯を詰めたり被せたりすることが出来ません。 |
金属アレルギーの湿疹 |
また、全身の状態に対する配慮が必要になるケースもあります。近年、金属アレルギーの患者様が増えていますが、そのような患者様には金属が使えません。ドライマウスの患者様は、虫歯を治しても再発しやすいので、ドライマウスの治療もする必要があります。よく、虫歯だらけのドライマウスの患者様を見ます。 |
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● 歯周病を放置しておくと
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毎日の歯磨きで歯垢(プラーク)を取って定期的に歯科医院で歯石を取り除けば、歯周病は基本的にはOKです。ただ、歯を磨くと言っても、簡単なことではありませんが・・・。 |
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しかし、いくら歯石を取って歯を磨いても、なかなか良くならない歯周病が存在するのも事実です。歯苔(プラーク)や歯石などの歯の汚れ以外にも原因があるようなケースです。そのようなケースは、特に注意が必要です。 |
例えば、全身的な要因が関与している場合です。ドライマウスを併発していて、唾液の分泌が少なく、お口の中が乾いていると、歯が汚れやすくなり、歯周病が悪化します。糖尿病で免疫機能が低下すると、炎症が起こりやすくなり、歯周病が悪化します。 |
歯ぎしり用のナイトガード |
また、歯ぎしりをしているような場合も、歯周病が悪化します。特に汚れている歯に噛み合わせのダメージが重なると、歯周病が重症化しやすいようです。 |
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● 歯を抜けたまま放置し続けると
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歯が抜けたまま放置し続けると、歯並びが悪くなります。顎がずれたり、歯ぎしりをしたりして、顎関節症になることがあります。 |
また、抜けたままの歯が多いと噛めなくなり、満足に食事ができなくなります。偏食による健康への影響が心配になります。特に高齢者の場合、唾液の分泌が悪くなって食事の際にむせるようになります。 |
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また、残っている歯が少ない高齢者は、転倒のリスクが高いです。高齢者が転倒すると、介護が必要となります。 |
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歯科の場合、ガンをを除いて死ぬようなことは滅多にありませんが、治療しないで放置するツケは無視できないものがあります。時間は戻りせません。コロナ禍であっても必要な治療はしましょう。 |
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でも、予防は、しっかりとしてくださいね。お勧めのうがいがあるので紹介しますので、参考にしてください(ここをクリック!)。 |
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